12月14日 北朝鮮のような国になるぞ。
No.1626
先週は、特定秘密保護法案騒動で緊迫した1週間であった。今週も、重要なことがいろいろとあった。その中で多くの人々がいちばんドキッとしたのは、北朝鮮の張成沢国防委員会副委員長処刑というニュースだったのではないか。多くの国民は、北朝鮮が特殊な国であることは知っている。しかし、スターリン時代の粛清を彷彿とさせるような事実を改めて見せつけられると、「やはり北朝鮮は怖い国だ」と、認識を新たにしたと思う。……
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12月07日 闘いは、まだ終わっていない。
No.1625
平成25年12月6日深夜、参議院において特定秘密保護法案が採決に付され、自民党と公明党の賛成により可決された。ここに、特定秘密保護法が成立した。この法律は、わが国の政治・社会のあり方を大きく変えることになるであろう。自由を愛する国民は、今日という日を、長く記憶しておかなければならない。この法案に対する私の意見は、これまでクドイくらい述べてきた。それをここで繰り返えそうとは思わない。……
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12月05日 児戯だからこそ怖い。
No.1624
特定秘密保護法案の参議院における審議は、もうお笑いそのものである。訳のわからないいろんなモノを作るという。しかし、その内容は、法案に一切書かれていない。国民の権利義務に深く関わる法案なのであるから、そんなことは絶対に許されない筈だ。しかし、政府与党にそれを気にする様子は、少しもない。国会とは、法律を作る機関である。それを全く理解しない行動は、“児戯”と呼ぶしかない。……
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11月30日 怯え始めた政府与党
No.1623
特定秘密保護法案が衆議院を通過しても、この法案に対する国民の警戒感は強まるばかりである。政府与党は、参議院でも圧倒的多数を持っている。この法案を成立させるだけならば、ほとんど問題にならない。しかし、政府与党はかなり怯えているように見える。強引にこの法律を成立させれば、「下手をすると“虎の尾を踏むことになる”のではないか」と、感じ始めたのではないか。……
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11月26日 何のために知るのか?
No.1622
平成25年11月26日、特定秘密保護法案が衆議院で可決された。この法案の危険性・問題点は、これまでいろいろな視点から述べてきた。私のもっとも大きな反対理由は、自由主義政治の大原則から見て、このような法律は絶対に許されないということに尽きる。自由主義政治の考え方は、深遠でなかなか理解してもらえないところがある。自由主義政治を理解できない者にとって、自由主義者は“不逞の輩”に見えるのであろう。しかし、自由主義者こそ、しなやかだが強靭な秩序を希求しているのである。……
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11月23日 JFK、死して50年。
No.1621
その日、私はF君の家にいた。翌日が休みだったので、仲の良い友達4、5人で、F君の部屋でいろいろな話をしながら、楽しい時を過ごしていた。私たちは、休みになるとよくそうしていた。田舎でもテレビ放送はあったが、いまのように、子供の部屋にも1台ある時代ではなかった。たぶん、ラジオを点けっ放しにして談笑していたのであろう。ラジオから、臨時ニュースが流れてきた。「ケネディ大統領が死亡した」というものだった。昭和38年(1963年)11月22日深夜であった。……p>
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11月16日 いよいよ、通過 !?
No.1620
特定秘密保護法案に対する反対の声が、日毎に強くなっている。マスコミも、この法案の恐ろしさに徐々に気が付き始めたようだ。報道を担っている者としては、当然のことである。いくつかの野党は、この法案の修正を試みている。政府与党も、柔軟に対応する素振りを見せている。私に言わせれば、修正協議で議論されている内容など、ほとんど無意味なことである。自公"合体"政権が圧倒的多数をもつ現実の国会では、近いうちにこの法案が衆議院を通過することを、国民は覚悟しなければならない。……
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