06月13日 解散しない理由!?
No.837
事前の報道どおり、福田首相に対する問責決議案は参議院で可決され、福田内閣に対する信任決議案は衆議院で可決された。どちらも憲法上、特にどういう意味ももっていない。まぁ、与野党の政治的マスターベーションといったところだ。しかし、本当にそれでよいのか。・・・・・
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06月12日 なぜ解散しないのか!?
No.836
韓国では政治が揺れている。アメリカ産牛肉の輸入解禁がテーマだという。アメリカは大統領選挙の態勢が整い、いよいよ激しい戦いが始まる。参議院における問責決議案の可決は、憲政史上初めてだという。しかし、ほとんどのニュースは秋葉原の通り魔殺人事件の方をはるかに大きく報じていた。自公“合体”体制は、今日福田首相の信任決議案を衆議院で可決するという。少なくとも私が国会にいた20年間に、首相信任決議案など聞いたことがない。そんなものを可決したといって、ほめられることではないだろう。・・・・・
白川注:平成4年に宮沢内閣の信任決議案が衆議院で可決したのだそうだが、丁度私が落選していた時であり、記憶がなかった。しかし、平成5年には宮沢内閣不信任案が可決し、自民党は政権の座から滑り落ちた。
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06月11日 伝家の宝刀と政局
No.835
今日、参議院に問責決議案が提出され、可決されるという。私はこれまで何度か「野党はあまり“モンセキ、モンセキ”という勿れ」と揶揄してきた。民主党をはじめとする野党にとっては、いよいよ“本懐”を遂げることになる訳だが、果たして事態はどう展開するのか・・・・・。
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06月10日 漂流する首相
No. 834
福田首相が何だかバタバタと動いている。NHKの世論調査によると内閣支持率が5%上がり、不支持率が5%下がったという。いつも言っているように内閣支持率というのはかなりいい加減なものであるから、今日はこれに触れないこととする。それよりいったい福田首相は何をしたいのだろうか。それが問題だ。・・・・・
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06月09日 秋葉原の通り魔事件
No.833
こういう日は、永田町徒然草を書くのがつらい。アクセスする方としては、昨日の秋葉原の事件について白川がどう考えているか知りたいという気持ちは痛いほど分かる。もちろん私としてもそれなりの考えはある。しかし、事実関係はまだほとんど判らないし、世論は激昂している。この種の事件の法律的問題点は、意外に少ないのである。でも、事件直後にそんなことをいっても世論は冷静に受け止めてくれない。・・・・・
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06月08日 日曜日あれこれ
No.832
土曜日、仕事が少し早く終わったので、埼玉県久喜市に住む兄を訪れることにした。旨いものでも持って行こうと思い、上野の“アメ横”に行って買い物をした。私がいつも食べているキズ物のアサクサノリをお土産に持って行こうとは思っていた。まずは海苔屋さんに寄った。このキズ物のアサクサノリは、100枚で2000円であった。キズ物でなくても100枚で2000円の物もあった。どこが違うのか親父さんに訊いた。「モノが違うんですよ」と親父さんは答えた。・・・・・
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06月07日 Due Process Of Law (その2)
No.831
<永田町徒然草No.830からつづく>いつの時代でも、人間は幸福を求める。従って、いかなる政治思想も、国民の幸福について無関心ではあり得ない。しかし、自由主義の政治思想は、国民を幸福にすることを安請合いしない。そもそも幸福といっても一義的にいえないと考える。結果について責任をもたない者がいえることは、国民が自分の考える幸福を追求する権利を保障することしかない。幸福の具体的メニューに介入しないとなれば・・・・・。
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