フォトエッセイ 即写寸言
※王宮の見学

タイ国では王室の存在は特別である。至るところに国王と女王の写真が掲げられている。とても現在の日本の比ではない。王室への信頼は絶大である。それは昨年のクーデターの時、余すところなく発揮された。しかし、タイ国は立憲君主制である。絶対君主制ではない。
そんな訳でとりあえず私は王宮をまず見学することにした。たった一人での見学である。前に来た時にも確か行った記憶がある。しかし、人に連れてこられたのでぜんぜん記憶はない。
王宮は王室の寺院(ワット)と宮殿からなる。宮殿は併設されているが、私が行ったのはこの寺院(ワット)の方である。そこにある金で作られた大きな塔である。どのような目的で作られた塔なのであるか分らない。こういうときにガイドがいないと不便である。しかし、そんなことをあまり気にせずにそこにあるものをそのまま受け容れて気軽にみるのもよいものである。
以下の5葉の写真をそのように見てもらえれば幸いである。紹介というほどのものではない。
[大きな画像で見る]金の尖塔

これは前の塔とは別の金の尖塔である。ガイドがいないので、どのような目的の尖塔なのかは分からないが、きっと前の尖塔とは建てられた時期と目的が違うのではないか。いずれにしても王宮の建物の中にこのような金でできた塔がかなりあった。もちろん金箔が貼り付けられているのであろうが、これらをみてヨーロッパから来た人たちは“黄金の国”と思ったのではないか。黄金の国 ─ ジパングは必ずしも日本だけではなかったのではないか。
[大きな画像で見る]前衛的なオブジェではないか

王宮の中にはいろいろな建物がある。基本的にはそれらは仏教的な建物なのであろうが、あちこちにこのような立像がある。見方によってはきわめて前衛的なオブジェではないか。このような立像も至る所にある。それは私たちのイメージでは仏教的ではない。明らかにヒンズー教的な立像である。インドの影響があるのではないか…。
[大きな画像で見る]中国風かつ日本的な佇(たたず)まい

多くの建物が所狭しと建ち並ぶ王宮である。その一部で見つけたデコレーションである。庭園というほどの大きさではない。やはりデコレーションというべきなのであろう。植栽のレイアウトは日本的であるが、置いてある像は中国風である。中には“見ざる聞かざる”を思い出させるような猿があるものもあった。
[大きな画像で見る]近衛兵の行進

そろそろ王宮を出ようと思ったとき、急に騒がしくなった。何か騒動でも起こったのかと思ったら近衛兵の行進であった。イギリスの王宮の雰囲気のある近衛兵であった。なお、写真には撮らなかったが、王宮の入り口には普通の兵士の詰所があった。精強な兵士が屯していた。
[大きな画像で見る]※バンコクでの即写寸言

タイ国から帰ったら忙しかったのとちょっと体調を崩してしまったので、タイでとった写真をupdateできなかった。本当はバンコクでupdateできれば最高なのであったが、デジカメとパソコンを繋ぐケーブルを持って行かなかった。今度行くときには忘れないようにしよう。
2ヶ月近くも即写寸言のupdateをしなかったので少し勝手が違った。でも何とかupdateに成功した。今回はバンコクで撮った写真を掲載することにする。その他の写真は後日に回す。
私が泊まったホテルはバンコクの通称日本人街と呼ばれるところにあった。私はこのホテルに6日泊まった。外国に行ってひとつのホテルに6日も泊まったのは初めてのことである。一泊は朝食付きで1日5000円くらいであった。インターネットも使えるのでホテルは変えなかった。そのホテルの窓から撮った写真である。
バンコクの高架鉄道の駅舎である。バンコクは時間帯によっては、非常に渋滞するので非常に便利なのだそうだが、私は一度も乗らなかった。タクシー料金が日本に比べれば非常に安いからである。
[大きな画像で見る]私が泊まったホテルの周辺

私が泊まったホテルの部屋から撮った周辺の写真である。私が泊まったホテルができたのを機に、この周辺には日本料理店などが多くできたという。私が泊まったホテルの客は7~8割は日本人客だった。その割には意外に日本語が通じないで苦労した。ホテルの経営は華僑資本であった。
[大きな画像で見る]閑静なバンコクの住宅街の雰囲気ー1

私はホテルの近くの喧騒なメーンストリートから横道に入った。少し歩いただけでこのように閑静な住宅街になる。自動車も急に少なくなる。私は地図もなく気の向くままに歩き始めた。午前11時ころである。暑いことは暑いが猛暑というほどではない。
[大きな画像で見る]閑静なバンコクの住宅街の雰囲気ー2

私が歩いているこの横道は間違いなくかなり高級な住宅地である。この近くにはケニヤ大使館があった。そこにはもちろん国旗があったが、それ以外の家々にもこのような旗が飾られている。三色の旗はタイの国旗であるが、黄色い旗もいたるところにある。タイ皇室の旗なのであろうか。ちょっと訊くのを忘れてしまった。
どこにいっても自動車の多いのがバンコクであるが、この道の交通量はこのようなのである。また人がほとんど歩いていない。それが私が高級な住宅地という理由である。右上の看板は日本料理店の看板である。
[大きな画像で見る]新しく建設されたマンション

この道はメーンストリートからかなり離れている横道であるが、このように大きなマンションがあちこちに建っている。もちろんマンションは相当に高いという。購入者は主に外国人だという。多くの日本人も買っているのだろう。
[大きな画像で見る]こんな横道にも日本語の看板

私が歩いてきた横道にもかなりのところにこのような看板がある。まぁ、日本語はほとんどの人々が読めないだろうし、果たして日本語であるかどうかも分らない(笑)と思うが、私にはちょっと気になるところである。
[大きな画像で見る]※国立国会図書館である。

今日、覚悟を決めて(!?)国立国会図書館に行った。国会の施設であるから周りには銀杏がある。前にある枯れ木がそれである。葉がついていると国会図書館らしい雰囲気がでてくるのだが(笑)、銀杏がないとこのとおりなのである。私の用件は永田町徒然草No.661で紹介したマハトマ・ガンジーの言の原典を調べるためである。そのことは別に述べるとして折角来たのだからこれを写真に撮った。
たいした建物には見えないが写真には写っていないが下にも建物があり全部で地上だけで確か7階建なのである。地階も確か2階あったと思う。興味ある方はWebサイトで調べて下さい。わが国でもっとも蔵書の多い図書館なのである。ここには多くの司書がいて何でもだいたい分かるのだが、1週間くらい待って下さいといわれた。「そんなに寂しいことはいわないでよ」といって今日は帰ってきた・・・。
[大きな画像で見る]丸坊主の国会の銀杏並木
私がくつろいでタバコを吸う応接セット!!

見事な応接セットでしょう。ここは私が東京でいちばん寛いでタバコを吸える所である。私の事務所の応接間…といいたいところだがそうではない。国会図書館にいったので、久しぶりに弁護士会館に寄った。私は第一東京弁護士会に所属している。その弁護士会のロビーにある、喫煙できる応接セットである。私は近くに来たときには必ずここに立ち寄る。だって、月に4万数千円の会費を納めているのだからもったいない。図書館や応接間もあるのだが、そこにはほとんど行かない。ここでタバコを数本吸って帰るのがほとんどである(笑)。
[大きな画像で見る]応接間からみえる風景

上の応接セットから見える外の風景である。正面に見えるのが帝国ホテル、右側に見える塔は東京電力の社屋の上にあるタワーである。下に見える緑が日比谷公園である。非常に綺麗なのだが冬はやはり少し寂しい。新緑の候となると素晴らしい。そのときはまたupdateします。
[大きな画像で見る]白川勝彦の日々のアルバム
2003年第43回衆議院総選挙や2004年十日町市々長選挙のデジカメ写真記録です。
国会TV 政治ホットライン出演記事
ちょっと動きが感じられるTVからのキャプチャ画像群で、番組を再現しています。
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