フォトエッセイ 即写寸言
06月14日
訥々と話す中山信一県議
無罪判決を勝ちとり、今年4月の県議選で再選を果たした中山信一県議会議員。中山氏はこの事件で395日間勾留された。常識的に考えて、これだけでもこの事件・裁判は異常である。厳しい捜査や長期間の勾留にもかかわらず、中山氏は訥々と語るだけだった。それだけに捜査当局や裁判所の対応に私は憤りを覚えた。冤罪事件は、反体制者や特殊の者に対してだけふりかかるものではないのである。ある日、あなたも冤罪事件の対象者となるかもしれないのだ。それがわが国の警察や検察の現状である。裁判所がこのチェック機関ではなく追認機関となっているのが、わが国の司法の率直な現状である。
'07年06月14日の20時28分に分類その他で掲載しました。
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