フォトエッセイ 即写寸言 月別アーカイブ
※半年ぶりに明治神宮を訪れる
昨日の梅雨の晴れ間に半年ぶりに明治神宮まで散歩に行った。少しは運動をしないと思い、散歩をしようと決意したのだ。実に半年ぶりの明治神宮である。原宿門の鳥居は修復の工事をしていた。明治神宮に行くようになってはじめてのことだ。
参道を歩いて行くと、このパネルが掲げられていた。ふだんは明治天皇御製の和歌が掲げられているのだが、今回は五箇條の御誓文が掲げられていた。これは特別なことである。五箇條の御誓文が発せられたのは大政奉還の直ぐ後だったと思う。そうすると今年は明治140年ということか。関係ないことだが私の親父は明治33年――1900年生まれであった。私にとって明治は実在感のある時代なのである。
菖蒲が植えられている所
明治神宮の中に池があり、そのちょっと上に菖蒲が植えられている田圃のような所がある。今回わざわざ明治神宮まで足をのばしたのは、菖蒲の花を紹介したかったからである。紫陽花の話ばかりしているが、梅雨どきの花には菖蒲もある。ただ紫陽花は東京でもあっちこっちで目にすることができるが、菖蒲は特別な所でないとお目にかかれない。私が育った十日町市ではかなりあっちこっちで目にすることができた。東京では池や湿地は少ないのだ。
[大きな画像で見る]菖蒲を接写する
菖蒲が咲いている田圃のようなところに近づいて菖蒲を撮影する。私のデジカメよりもっと立派なカメラを持っているその道のプロと思しき人が一杯いた。この写真ももっと接写した方がよかったようだ。
[大きな画像で見る]こちらの方が私は好き
白い菖蒲の隣には紫の菖蒲が咲いていた。私はこちらの方が上品に感じられた。紫は上品で高貴な色のためのせいか。
[大きな画像で見る]※初めてみた紫陽花の鉢植え
紫陽花はふつい樹木の根元などに植えられている。紫陽花だけが植えられているのもない訳ではないが、紫陽花の鉢植えは珍しい。少なくとも私は初めて見た。実は昨日これを見つけたのだが、そのときデジカメをもっていなかった。今日デジカメをもってそこに行った。まだ置いてあり、花も昨日と同じように咲いていた。今日は夏のような天気であった。昨日は梅雨空だった。少し雰囲気が違っていた。紫陽花はやはり雨の日が良い。
注この花は正確には額紫陽花(がくあじさい)という。紫陽花の母種とされる。
[大きな画像で見る]これも額紫陽花の鉢植え
これも額紫陽花の鉢植えである。上の鉢植えもこの鉢植えも、青山のとある“めし処”の店先の飾り(デコレーション)である。珍しい物を見せて貰ったので、奮発してこの店の「穴子のてんぷら御膳」を注文した。“1日限定10食”というところが気に入った。なかなかの味だった。
[大きな画像で見る]※東京オリンピック――今や昔
東京が2016年オリンピック候補地の第一次予選に残った。これからオリンピック招致の派手な運動が繰り広げられるのであろう。この写真は1964年東京オリンピックのメインスタジアムであった国立競技場中央門(正面玄関)を写したものである。中央門前の花壇は写真のように草ボウボウである。中央門の横の通路は、崩れかかっている。再びオリンピックを招致するのも結構だが、栄えある東京オリンピックのモニュメントでもある国立競技場の正面玄関をこのように荒らしておくのは何故なのだろう。国立競技場の所管が文部科学省(?)だからなのであろうか。1964年東京オリンピックのメイン・スタジアムの正面玄関は、このように荒れている。今や昔の風情である。嗚呼・・・・。
[大きな画像で見る]東京オリンピックを記念するモノ
中央門からの入り口の上には、このような東京オリンピックを記念するモノがある(こういうのを何と呼ぶのか私は知らない)。このマークの両側には東京オリンピックの各種目の優勝者の名前が刻されている。マラソンのアジス・アベベの名前もある。
[大きな画像で見る]嘉納治五郎翁のレリーフが・・・・・
中央門に向かって右側のところに、このレリーフがある。ご存知“柔道の生みの親”――嘉納治五郎である。嘉納治五郎は、東京オリンピック招致の中心人物であった。
[大きな画像で見る]※1ヶ月半ぶりのupdate
少なくとも5月中に一つでよいから即写寸言をupdateしようと思っていたが、結局できなかった。updateのテクニックではなく、良い写真が撮れなかったのだ。いつも良い写真を撮るように心掛けているのだが、あまり凝るとかえって撮れないものだ。今日は天気が良かったので、散歩に出かけた。半年ぶりであった。「健康生活」を送っていた時にはいつも歩いていた所だ。別に大したものがある筈はないが、デジカメをもって出掛けた。この季節はやはり紫陽花である。この数日雨が降っていないので、紫陽花はちょっと元気がなかった。少し変色気味のものが多かった。散歩道にある都営住宅の傍にあった紫陽花が日陰のために綺麗に咲いていた。まずは、これを撮影した。
[大きな画像で見る]紫陽花と名知らぬ花
紫陽花が主役であったが、その傍で咲いていた名も知らぬ花が見事であった。そこで接写した。もしこの写真をみてこの花(草かもしれない)の名をご存知の方がおられたら、お教え願いたい。
[大きな画像で見る]国立競技場中央門前の杜
私の散歩コースに国立競技場がある。これは、国立競技場中央門前の杜である。この間の雨でこの杜の緑がシッカリと深く濃くなっている。右端に少し見えるのがスタジアムの一部である。梅雨は豊かな夏のためにはどうしても必要なのであろう。この杜は暑い日の格好な休憩所でもある。
[大きな画像で見る]白川勝彦OFFICE [ 白川勝彦へメール送信 ]
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