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党名の決定に際して、私は公募という方法をとりました。そして、1万6,286人の方から応募をいただきました。心から御礼申し上げます。正直にいって、党名を公募することに躊躇(ちゅうちょ)がなかったかといえば嘘になります。
しかし、このように多くの方々から応募をいただいたことを考えると、私の判断は間違っていなかったと現在は思っています。これからは、何事も多くの方々のご意見を聞いて決めていきたいと考えています。。
投票の結果は、非常に微妙で悩ましいもので、ほぼ3分されました(詳しくは、永田町徒然草で述べます)。私は、この結果をみて一晩考えました。
そして、「そもそも私の問題提起が間違っていたのではないか」と考えました。そもそも、「日本の自由」か「日本の希望」のどちらかを選んでほしいとの選択肢が間違っていたということです。
日本の政党であることは分りきったことです。その「日本」という言葉を入れてしまったために、自由をとるか希望をとるかという選択を、私は皆さんに迫ってしまったわけです。自由と希望は、なにも矛盾するものでもなければ、相反するものでもありません。現に結党宣言では、自由を通じて希望を創ろうと私は呼びかけているのです。
一晩考えた結果、私の全責任において新党名を次のようにすることに決めました。
「新党・自由と希望」 別名─リベラル市民
これが、党名公募に参加してくださった方々のご意見を集約し、結果として多くの方々のご意見を反映することになると確信して、私の全責任でこのように決定することにしました。
多くの皆さんから党名公募にご協力をいただきありがとうございました。そして、結果がこのようになったことをご報告申し上げます。ご寛恕とご理解をいただき、「新党・自由と希望」に対して、温かいご支援を心からお願い申し上げます。
2001年3月16日
白川勝彦OFFICE
katsuhiko@liberal-shirakawa.net